事例紹介

外観

リハビリ室

サーバー室

医療法人敬愛会
中江病院 様

院長 中江 佐八郎
住所 鹿児島県鹿児島市西千石町4-13
導入機器
医事会計システム:ML-A
電子カルテシステム:Open-Karte AD
病院経営改善システム:ここりんく
診療科
内科、循環器内科、消化器内科、リハビリテーション科
病床数
療養病床72床
明治25年に開業し120年以上に渡り地域の医療に貢献してきた中江病院は、H28年、新病院への改装を機に80列マルチスライスCTや体成分分析装置などの最新検査機器の導入とともに、心大血管等リハビリ治療や脳血管疾患等リハビリ治療にも積極的に取り組んでいる。H29年には電子カルテシステムも導入、これからさらに病院の基本理念でもある、地域の皆様が安心し満足の得られる医療及び介護サービスを提供していく。
[ 院長 中江 佐八郎 様 ]
○ 導入の決め手
新病院改装計画の中、Pacsやデータ統合システムの導入に続き電子カルテシステム検討を開始した。 選定の際は実際に複数社の電子カルテのデモンストレーションを実施し、全部門スタッフにて評価した。投票の結果、日立製作所製の電子カルテ「Open-Karte AD」がWeb型で温度版などの患者様の状態も見やすく、入院中の診療情報が1画面で管理されるなど、使いやすい電子カルテだと全部門から1位を得た。 加えて、全国の「病床機能報告」や「厚生局提出データ」、「医療法人決算データ」をデータベース化し、電子カルテ(医事会計)と連動することで、全国の同じ病床機能を持つ医療機関や近隣の医療機関と経営状況を比較するなど、経営分析をサポートするシステムクレオ社製の病院経営改善システム「ここりんく」にも魅力を感じ、電子カルテと合わせて導入することを決定した。
○ 導入後の効果
電子カルテを導入し、時間帯や場所を問わずカルテを参照および入力できる利便性は非常に大きい。 診療の合間にも画面上で各部門からの連絡を受け、それに対し指示を出すなど、スタッフ間の情報共有がタイムリーに行われるともに、カルテ記事の記載が容易になったことで検査や治療を目的・経過・結果と整理して記載することができ、診療内容も正確に共有されるなど業務の効率化にも繋がっている。
[ 事務長 赤塚 靖徳 様 ]
[ 診療支援部長 中村 晶夫 様 ]
○ 導入の効果
以前は少し使いづらい印象があった日立製作所製の電子カルテがリニューアルされ、画面や操作性も一新されており、各部門からも一番見やすいし、使いやすいという評価を得て導入を決定した。6ヶ月という短い導入期間だったがWeb型電子カルテということもあり、スタッフにも馴染みやすく助け合いながらシステムを習得することで、大きなトラブルが発生することもなく、想定していたよりもスムーズに電子カルテへ切り替えることが出来た。実際に稼働すると患者情報やカルテ記事がリアルタイムで共有され、放射線画像撮影においても基礎疾患や検査目的が明確になったことで検査の質が向上される等の効果も出ている。 同時期に導入した病院経営改善システム「ここりんく」はグループウェアの機能を備え、データベースを利用したアプリケーションを簡単に作成することができる点が特徴的で、院内の“申請書”や“インシデントレポート”の運用などにも活用している。 また、比較的低コストで導入できるシステムでもあるため、将来的には、当院と他の医療機関とを繋ぐ情報共有ツールとしての発展も期待しており、ベンダーへは利用する側の意見としてどんどん要望事項を上げ、一緒にシステムを作り上げるよう進行している。

看護部より

[ 看護部長 枦 弘美 様 , 看護師長 松下田 リカ 様 ]
○ 導入の効果
電子カルテの選定の際にもポイントになったが、1日のバイタル情報、診療録や看護記録、指示内容等の診療情報が1画面に期間表示される「診療カレンダー」を活用することで、患者の状態、前日からの変化や今後の予定をまとめて確認できる。加えて、診療記録等が手早く入力できその後の業務も効率良く行われるようになった。 管理者業務として、全入院患者分の診療情報が確認する際にも見やすく、スタッフの入力漏れ等も把握しやすいため、病棟業務全体を効率化するツールになっている。 また、院内に無線ネットワーク環境を整備し、ノートパソコンをカートに載せベッドサイドでバイタル入力や注射施行時の三点認証(患者と指示(投与薬剤)と施行者のマッチング)を実施することで医療安全にも寄与している。 システムの問題点や要望事項にも随時サポートベンダーの方が受け止めて改善してくれるので安心している。今後もより使いやすいシステムになることを期待している。
  • [ 三点認証風景 ]

リハビリテーション部より

[ 上薗 裕二(主任)様,上竹 由里亜 様,福泉 さゆり 様 ]
○ 導入の効果
既設のリハビリ部門システムと連携させることができ、これまで部門内で留まっていたリハビリ予約時間の管理や実施の有無、記録内容を電子カルテにて他部署と共有することができる。加えて部内の課題の一つだった患者様の状態把握強化に対して、バイタル情報や検査結果、画像診断、投薬内容等の他部署の情報もリアルタイムで閲覧でき他職種連携にも大いに役立っている。 それにより患者の状態のしっかり把握した上でリハビリの施行実施するようになるため、医療ミス防止にも効果があると期待している。電子カルテを活用することで記録や文書作成、スタッフ間の連絡も手早く正確に行うことができ業務も効率化された。 リハビリ部門システムと電子カルテの連携、情報のやり取りに少しタイムラグがあるため、よりスピーディーでシームレスな情報連携が可能になると良い。カルテの画面の配置等をシーンに応じて自由にカスタマイズし、必要な情報を集約させることでカンファレンスなどにも活用したい。

地域連携室より

[ 松崎 かおり 様 , 藤田 直人 様 ]
○ 導入の効果
急性期病院からの受け入れ調整や転院、施設への入所等の退院調整を主な業務とする中、病院経営改善システム「ここりんく」の“フェイスシート”機能を活用し、入院の相談を受けた段階から患者様の情報を入力・管理することで、他部署へ正確な情報を伝達することができ、その情報を元に入院の準備をしている。 情報をデジタル化したことで患者様の退院時や電話相談に応じる際もすぐに情報を集めることができ、業務の効率化にもなっている。 また「ここりんく」は自分たちで入力する項目やレイアウトを追加・変更できるため、他部署から共有したい情報の要望があった場合も直ぐに取り入れることができる。 入力した情報を統計化し、紹介元別の受け入れ患者数や紹介先の分布などを分析材料として病床稼働率の引き上げやサービスの強化にも活用したい。 また、近隣医療期間のソーシャルワーカ間でも病院同士の連携は重要な議題となっており、地域医療連携としての情報共有化へ発展させ、紹介元への患者経過のフィードバックや紹介先への情報提供ツールとしても期待している。

事務部より

[ 德永 仁奈 様 ]
○ 導入の効果
電子カルテの画面で患者の受付から診察や検査の進捗・実施状況が把握できるため随時患者の動きがわかるようになり案内や会計など事務としてとても動きやすくなった。 また、医事会計と電子カルテを2つの画面で並べて使用することで、カルテの内容をチェックしながら会計処理できるため会計漏れ等の防止にもつながり、レセプト作業時にも必要時にすぐにカルテの内容を確認でき、とても便利に感じている。 レセプトチェックシステムのチェック内容を当院向けにメンテナンスしていくことで、レセプト作業の効率化も期待できる。
  • [ 機器構成図 ]
  • [ ここりんく概念図 ]
  • [ リハビリシステムとの連携概念図 ]